時間軸の考察【チャート分析Ⅰ】
チャートを見る上で大切な
レート軸(縦軸)
時間軸(横軸)
どちらも重要だと考えますが
私はレート軸を重きにおいてトレードしています。
しかし今回は時間軸について考えて行きます。
この時間軸での主なテクニカルとして
私が使用しているのが
・ライン(トレンドラインやチャネルラインなど)
・移動平均線(MA)
不思議なもので相場と言うのは
いつの間にか決められた法則に沿って
プライスアクションが起こるときが多々あります。
一番シンプルな『ライン』
恐らくチャートを見ている方で
このラインをチャートに引いてない方は
ほとんど稀ではないでしょうか。
まさしく相場のいろはの『い』。
私も最近はあまり引かなくなりましたが
始めのころは何か法則はないかと
トレンドラインばかり引いて
チャートが見えないほどになっていました。
トレンドラインも移動平均線もそうですが
要はタイミングを計るためのもの
もしくは、きっかけを与えるもの
という理論に行き着きました。
FXの教科書的なものでは
トレンドラインもMAも揉み合いの中では使えない
と書いてあります。
それは至極もっともなんですが
一つ抜けてるものがあります。
それは
(揉み合いの時間足の中で)
と言う文言です。
揉み合いという概念は人それぞれです。
5分足を見てる人には今揉み合いでも
1時間足を見てる人にはトレンドが出てるかも知れません。
逆もまた然りですね。
要は使いどころの問題です。
ドル円の去年の上半期の日足レベルの揉み合い。
あくまで私の考えですが
それも週足を見ると謎が解けます。

黄色のMAは55日線です。
週足レベルでは過去から意識されていたのがわかります。
そして去年の上半期です。
まるで55日線の到達を待っていたかのように
それにタッチして一気にパワーを上に炸裂させました。
トレンドラインも効いてますね。
偶然なのかはわかりませんが
何か感じさせます。
横軸、時間軸とはタイミングだということが
よく分かる事例だと思います。
横軸のテクニカルは
いろんな時間足を見ることによって
何かのきっかけが生まれるかもしれません。
では!!
ピンポイントで反転する
高精度PRZの威力とは?
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【オリジナルテキスト】
なぜそこで相場は反応するのか?
相場の心理に隠された謎を解き明かす
エントリー方法第1弾!!
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Comment
チャートの形からしても、ドル円は一旦下落してもらって、ある程度押しを作ってもらってからの上昇というのがすんなり腹に落ちるんですがね。
相場はそういう期待とは裏腹に動きますので、やはり優位性が出るのをしっかりと吟味することと、待つということが大切ですね。
これまで、期待感トレードで上手くいったことはありませんから。
その雇用者数に加え、前回マイナスに失速した平均賃金が2ヶ月連続マイナスになるなら、かなりインパクトを与え売られそうですね。
霧が立ち込めモヤモヤした市場参加者に「米国もだめか」と落胆を与え、一気にリスク回避へと導くかもしれません。
しかしながら、あくまでそうなったらの話ですから、あまり期待するとろくな事はありませんからね。