レンジの必然【ドル円詳細分析】
先日の予想通り
ドル円はレンジ相場に移行しました。
非常に悩ましく、難しい相場です。
こういう相場で無理にトレードは危険です。
どうしても期待感トレードになってしまい
往復ビンタも考えられます。
では、どうしてレンジ相場になったのか?
チャートから読み取って行きたいと思います。
まずは日足から。

日足最高値のポイントは
月足でも分かるとおり
2007年7月から始まった長期下落のスタート地点でしたので
一旦ここで上げ止まるのは想像に難くありません。
その後の日足押し目のポイントですが
一番浅いポイントで反転し
最高値を襲いに行きました。
しかし、ここからの買い上げでは
高値更新できず、ほぼ全戻しで下がってきました。
ここで重要なのは・・・
最初の押し目では更新できずに下がってきたが
その押し目の安値は下抜けしなかったこと。
次に4H足を見てみます。

この足で分かることは
日足押し目Aからの上昇の最後の砦のゾーンから
買い上げようとしているのがわかります。
Aからの買い上げ組みは
Xからの上昇を試みたのではないでしょうか。
Aからの買い上げ組みの心理に立つと
やはりこのゾーンだと思います。
しかし、それも虚しく
Yの下げでその最後のゾーンも下抜けました。
ここで本来ならば
押し目Aのポイントは抜かれてもいいようなものですが
ギリギリのところでAのポイントは死守されました。
この死守がロング勢力に
もう一度息を吹きかえらせます。
そして60分足です。

息を吹き返したロング勢力ですが
もちろん、日足全戻しにさせたショート勢力もいます。
そのロング勢力の頭を叩いた場所が
やはりと言うか、何と言うか・・・
4H最後の買い上げをしたXの上昇を否定したゾーン。
Yの起点といっても構いません。
このゾーンで上値は止められてます。
息を吹き返した(かのように見える)ロング勢力と
日足ダウを崩す手前まで頑張ったショート勢力と・・・。
ここで揉むのは必然ですね。
Aを下抜ければ簡単だったんです。
何故かAを死守されたことによって
今の揉み合いが生まれています。
ロングかショートか・・・
あとは相場に決めてもらいましょう。
私たちは後乗りしかできませんから。
では!!
ピンポイントで反転する
高精度PRZの威力とは?
高精度PRZの威力とは?

【オリジナルテキスト】
なぜそこで相場は反応するのか?
相場の心理に隠された謎を解き明かす
エントリー方法第1弾!!
相場の心理に隠された謎を解き明かす
エントリー方法第1弾!!
Comment
詳しいことはここでは割愛しますが、乱高下し易いわけですから、そこを逆手に取ったやり方があるわけです。
ではまた、次回の記事のコメントにその辺りを載せていきたいと思います。
とここで鑑みると、ロングには世界最大の年金基金GPIFが買い切り玉を大量投入しているにも関わらず上げ切れない相場状況であるならば、投機筋はショート勢が大勢を占めているという見方が正しいのかなと思います。
そして私がもっとも手ごたえを感じているアノマリー、水星の逆行に突入しました!
この約3週間の期間での相場の動向で、その先の方向性を見通せる通貨が、現れる可能性がありますので期待です。
それらについてもぼちぼち書き込んでいきたいと思います。
では、また!