逃げの美学②
それでは前回の続きを・・・。
吟味してエントリーした後。
この後のシナリオとしてはいくつかあります。
①エントリードンピシャでそのまま利益が乗っていく。
②エントリードンピシャで一旦利益が出るもその後戻ってくる。
③エントリーポイントを抜かれて含み損を抱えるがその後利益方向へ行く。
④エントリー後マイナス方向へどんどん行ってしまう・・・。
この4パターンの②の場合についてでした。
この時そのまま保有か、一旦逃げるか
の判断が必要になりますが
スキャルの場合はなるべく損害を少なくしなくてはなりません。
ここで2つの場合について考えます。

①②とも共通事項は
Aでエントリーしました。
順調に利益が乗っていきましたが
Bで直近下落の戻しが入りました。
ここまでは想定内です。
問題はその後。
①微益で逃げる場合
このまま利益を取るためには
安値を切り上げて上へ行って欲しい訳です。
その思惑通りCでABの上昇の押しが入り上へ行きました。
しかしBの高値を抜けきれず
Dの高値を付けてCの安値を下抜けました。
ここで撤退します。
理由はこのブログで何度も言っている通り
買いと売りの攻防です。
Cを下抜けたということは
直近下落の戻し売りがAB上昇の押し目買いより強かったということ。
ここは微益撤退がいいでしょう。
②建値下抜けで損切
このパターンはABの押しが入らず
そのままAの建値まで戻ってきた場面です。
これは建値Aを下抜けたらあきらめて損切りします。
理由はAB間で売り買いの攻防がなかったから。
こういう場合は建値A付近のCから
ダブルボトムの形で上がっていくことも考えられます。
それが失敗に終わってからの損切りということです。
うまくいけば建値で逃げられます。
是非ともチャート検証していただきたいと思います。
では!!
ピンポイントで反転する
高精度PRZの威力とは?
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