親知らず③【俺知らず】
(つづき)
レントゲン撮影が終わり3Fの口腔外科へ戻りました。
画像を見て先生が唸ってます・・・。
先生『うーーーん。これは・・・。』
今回取ってもらおうとしている右下の歯は綺麗に横を向いてます。
私『やっぱり難しいですか?』
先生『お仕事は忙しいですか?』
私(心の中)(答えになってねーじゃん。)
『いえ、だいぶ落ち着いてます。』
先生『・・・・・』
私『・・・・・』
先生『入院しましょう!』
私『えっ!?』
先生『簡単には無理ですね。』
私『今日やってくれないんですか?』
先生『ええ。入院して全身麻酔してやりましょう!』
私『全身麻酔!?』
先生『骨を削る必要もあります。』
私『・・・・・』
先生『どうせ全身麻酔するんですから4本全部取りましょうか?』
私『4本全部!?』
先生『でもですね・・・。』
私(心の中)(まだ何かあるんかい!!)
先生がCTの画像を動かします。
輪切りの画像が何枚かスライドされていきます。
先生『左上の歯も横を向いてるんですが横は横でも奥の方向いてるんですよ。』
私『はあ・・・。』
先生『ここには大きな血管が通ってるんで大量出血の恐れがあります。』
私『・・・・・』
たかが親知らずの1本だからと軽い気持ちで来たのに
まさかこんな大事になるとは・・・。
私の心の中・・・(全身麻酔ってやった事ないな)
(大量出血?大丈夫かいな?)
(まあ、他の3本もいつ悪さするかわからないしな。)
(うーん・・どうしよう)
私『先生、大量出血ってとこだけ気になります。』
先生『そうですね。左上は一旦カンファレンスに回します。』
私『そうですか・・・。』
私『先生、お願いします・・・。』
そこからはあれよあれよと決まっていきます。
ベッドが空いてる最短の日に決まりました。
手術のための検査を受けなければならないとのこと。
その説明を受け診察は終了。
最後に
私『先生、入院までは普段の生活でいいんですよね。』
先生『いいですよ。』
私『・・・・・お酒は・・・・・?』
先生『ダメです!!』
まあ当然か・・・。
私『手術の後は食事は難しいですよね。』
先生『そうですね。1カ月ほどは痛みがあるでしょう。』
私『じゃあ、手術の前までに美味しい物いっぱい食べとかないといけませんね。』
先生『是非!腹いっぱい食べといてください!』
長くなりましたが・・・・
明日から1週間入院してきます・・・・。
では・・・・。
ピンポイントで反転する
高精度PRZの威力とは?
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